2015年2月24日、中国香港の「ドラえもん」の声優ラム・ボーチュン(林保全)の遺作となった劇場版「STAND BY ME ドラえもん」が、新春映画で興行ランキング1位につけた。
82年の放送開始時からドラえもんの声を担当していたラム・ボーチュンが、先月2日に急逝して香港社会を驚かせた。その遺作となった「STAND BY ME ドラえもん」は、旧正月の大みそかにあたる今月18日から香港で公開されているが、新春映画の興行ランキングで「正念場」となる正月三が日で堂々1位をキープ。人気ドラマのスピンオフ作「衝上雲霄」、チョウ・ユンファ(周潤發)主演「賭城風雲2」といった強敵を完全に抑え込んだ。
子ども連れの観客やドラえもんファンだけでなく、ラム・ボーチュンの遺作を観たい人が映画館に足を運んだことが、ヒットにつながった大きな理由だ。香港メディアでは、「映画の内容はもちろんだが、ラム・ボーチュンの『最後の声』にも泣かされる」「ハンカチを用意して行くことを勧める」と伝えている。
(新華網日本語)
本記事はRecord Chinaに権限を授けられて掲載したもので、記事内容は筆者個人の観点だけを代表します。著作権はRecord Chinaと新華綱日本語に帰属しています。転載する際に出所を明示してください。
推薦記事:
『歌姫』と聞いて思い浮かべる女性歌手Top8