中国の春節(旧正月、今年は2月19日)を迎えるにあたり、英国のウィリアム王子は18日、ビデオメッセージで春節の祝いの言葉を述べた。ウィリアム王子は冒頭と最後に中国語での挨拶を披露し、残りは英語を使用した。中国新聞社が伝えた。
ウィリアム王子は「中国の春節は世界各地の人々にとっても特別な日だ。近い将来に中国を訪問することを嬉しく思う」と表明。訪中時に上海で両国間の文化交流年の幕を開ける「創意英倫」盛典(The Great Festival of Creativity)開幕式に出席することに言及した。
ウィリアム王子は2月末から3月初めに中国と日本を訪問する。ウィリアム王子の訪中は初であり、1986年のエリザベス女王訪中以来最も注目される、英王室メンバーの訪中でもある。
昨年6月の李克強総理の訪英時に、中英双方は2015年を中英文化交流年とし、前半は中国で英国文化関連行事を催し、後半は英国で中国文化関連行事を催すことを決めた。ウィリアム王子の出席する「創意英倫」盛典も中英文化交流年行事の一つだ。
英国のチャールズ皇太子は同日、カミラ夫人とともにロンドンのチャイナタウンを訪問。在英華人・華僑に新春の祝いの言葉を述べ、中国文化センターの除幕式に出席した。
(人民網日本語版)
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