中国外交部の華春瑩報道官は12日、北京で行われた定例記者会見で、「2014年、中国の軍事費は国内総生産(GDP)の1.5%に達しておらず、世界の主要国より低いだけではなく、2.6%の世界平均レベルよりも低いものだ」と強調しました。
報道によりますと、英国際戦略研究所(IISS)は11日、国際軍事年鑑「ミリタリー・バランス」(2015年度版)を発表し、「ここ数年、中国海軍は大規模な艦船を作る時代に入った。中国の軍事費は著しく増加したものの、透明度に乏しい」と指摘したということです。
これを受け、華春瑩報道官は「2014年、中国の軍事費は国内総生産(GDP)の1.5%に達しておらず、2.6%の世界平均レベルより低い。また、一人当たりの国防費用はさらに低く、わずかアメリカの22分の1、イギリスの9分の1、日本の5分の1に当たる」と述べた上で、各方面は客観的で公正、理性的に国防建設を含む中国の発展を見るべきだと述べました。
(中国国際放送局)
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