【新華社北京2月11日】旧暦乙未(きのとひつじ)の年の旧正月を前に、国務院の李克強総理は10日午後北京の人民大会堂で中国で働く一部の外国人専門家と親切に会見し座談した。李克強総理は中国政府と人民を代表し、外国人専門家やその家族に真摯な言葉と新春の祝福を贈り、中国の改革開放と現代化建設事業に関心を寄せ、支持する全ての国際の友人に心からの感謝の意を表した。
李克強総理は次のように表明した。中国経済が長期にわたり中高速な成長を維持し、ミドル・ハイエンドなレベルへ踏み出すには、構造改革を実施し、発展方式を転換し、質・効率向上のアップグレードの道を進まねばならず、その最大の原動力は改革と革新から来ている。大衆の創業、数万の民衆の革新的活力を奮い立たせることは、当面の経済が下り坂へ向かう圧力に対応できるだけでなく、経済の継続的発展の原動力強化にも役立つ。我々は簡政放権(政府の簡素化・権限の開放)、放管結合(権利の解き放ちと管理の結合)、法により行政に取り組むことを深く推進し続け、革新・創造を奨励する制度や生態系を構築し、公平・誠実な法律を遵守する文化的雰囲気を作り出し、革新者には激励し、創造者には空間を与え、創業者には保障を与えて、革新型経済を発展させてゆく。同時に国際人材の知恵を発揮させ、彼らに才能を発揮し、創業・発展させるためのステージを提供し、東・西側の知恵をここで出し合い、ぶつけ合わせ、科学技術はここで交流させ、文化はここで融合・集結させて、人類社会が直面する難題を解決するためにより多くの革新的な構想を提供する。
李克強総理は次のように指摘した。中国は人材導入と海外進出という双方向の開放を全方位的に強化し、海外人材導入の敷居を下げ、投資・興業、出入国手続きなどを簡略化し、「グリーンカード」の取得をより便利に、創業・就業の道をスムーズに、プロセスを公開・透明にさせてゆく。「ソフトな環境」の整備を強化し、公共製品やサービスなどの方面で一層多くの国際化の「窓口」を提供し、より多くの外国人材が中国へ来たいようとさせ、残させることができ、中国を各種人材が革新・創業しようとする肥沃な土地とさせる。
李克強総理は、次のように強調した。中国の新しい発展の方式は開放的で、各国との互恵・ウィンウィンによるものでもある。中国は発展途上国として、現代化推進のプロセスにおいて世界とより協力し、運命共同体、発展共同体を形成し、世界の平和と発展を守り、全人類の福祉を推進してゆく。
(新華網日本語)
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