【新華社北京2月6日】記者が5日公安部から得た情報によると、中国の警察による積極的な努力を経て、ロシアの法執行部門の協力のもと、公安部護送チームが5日ロシアへ逃亡していた経済犯罪容疑者、王某を法により護送して帰国させたとのことだ。
2014年以来、ロシアの法執行安全部門は中国の警察による協力調査業務の展開に積極的に協力し、双方が互いに協力調査した事件は数十件におよび、多くの密航事件、拉致事件などの国際事件を連携して検挙して、多数の経済犯罪容疑者の帰国勧告を成功裏に行ってきた。
今回護送して帰国した遼寧籍の犯罪容疑者、王某は偽の仕入れ・販売契約の締結を通して仕入れ代金600万元余りを騙しとった後、2013年12月にロシアへ逃亡した。2014年1月、遼寧省鞍山市の公安機関が契約詐欺罪の容疑で王某に対し刑事上の勾留を承認した。公安部は我が国のロシア駐在警務連絡官を配置し、二国間の協力ルートを積極的に利用しロシアの法施行部門と協議して捜査・逮捕業務を展開し、最終的に王某の送還・帰国を助力した。
ここ数年、中ロの全面的な戦略協力パートナーシップの深い発展に伴って、中ロによる安全のための協力は日ごとに実務的になっている。各国の安全・安定を守り、国際犯罪に打撃を与えることは、両国公民の合法的権益の保護において重要な役割を発揮している。