【新華社北京1月28日】1月27日午前、中国国務院の李克強総理は中南海で座談会を主宰招集し、教育・科学・文化・衛生・体育界の関係者および基層群衆代表の『政府活動報告(意見募集稿)』に対する意見や提案を聴き取った。
座談会では、10人の代表がこれまでの1年間の経済社会の発展と新たな1年への展望を結びつけ、政府活動報告の関連内容をめぐって考えを述べ、また提案を行った。李克強総理は、政府のすべての仕事は人民のためにある。今日皆さんにご意見を賜りに来て頂いたのは、政府活動報告に社会情勢や民意をより全面的に反映させ、また、庶民の真実の生活に実際に接触し、民智を集め、大衆の関心を寄せる問題を政府が戦略決定を下す議題に変え、大衆の願いを政府の実際行動に転化させるためでもあると述べた。
李克強総理は次のように述べた。教育・科学・文化・衛生・体育といった社会事業は価値を創造し、発展を牽引する事業であり、これらの方面でより良い公共的な製品やサービスを提供することは、民生を改善するうえになお、発展を促し、構造を調整することが可能だ。政府は当然責任を免れることなく支持力を増大させるべきで、また投入資金を上手く使い、各当事者はみな力を尽くして、社会事業を社会全体が共に参与し、共に利益を受ける事業に作り上げねばならない。
李克強総理は次のように述べた。大衆の創業、数万の民衆の革新の促進において、大学生はその中の重要な力だ。彼らが夢や自己価値を実現するために「双方の橋渡しや有利な条件作り」を行い、条件を創り出すべきだ。我々が経済社会の発展をつかむことは、最終的には人民の生活ためなのだ。バラック区の改造を加速すると同時に、都市と農村の危険な建築物に対する改造の程度も拡大し、より多くの住宅困難な大衆が実益を得られるようにしなければならない。
李克強総理は、食糧の安全は我々の基盤だ。改革・革新を新たな原動力として、農業の構造調整を進め、多様な形式による適度な規模の経営を発展させ、新型の農民を加速・育成して、農業の現代化と農民の増収を促進してゆくべきだと述べた。
李克強総理は最後に、皆さんが語ったことはとても重要で、大衆の心の声を反映している。我々は人民の望みを施政の方向として、つまり国家の大事を一層しっかりと行い、人民群衆により豊かな生活を送らせるよう努力してゆかねばならないと述べた。
(新華網日本語)
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