【新華社北京1月23日】国務院の李克強総理は21日、スイスのダボスで行われた世界経済フォーラム年次総会で特別演説を発表し、「世界の新情勢」における中国の方針を紹介し、また世界の商工界のリーダー100名余りと対話し、中国の改革開放の措置について詳しく解釈した。
専門家は、李克強総理の演説は世界経済や中国経済の前途に対する自信を伝え、中国が改革を深化し続ける決意、および中国が国際社会と手を携えて協力・ウィンウィンを望む誠意を公示したとみなしている。
中国の自信はどこから来るのか
2014年の中国経済の成長は7.4%まで減速した。「スピードドルーブ」に直面する中国経済は、外部による中国経済の「ハードランディング」についての懸念が再浮上している。
李克強総理はフォーラムの演説で、「中国経済に『ハードランディング』が現れることはない」と述べている。
李克強総理は「中国の自信」についてしっかりと説明しているが、このような自信はどこから来るのか。李克強総理は「この自信は中国経済の最近のパフォーマンスから来ています。外部の需要が大いに弱まっている情況の下、中国経済のパフォーマンスは依然として良好です。」と述べた。
国務院発展研究センター世界発展研究所の丁一凡副所長は、中国は国内の経済リスクに対し有効的に対応し、世界経済の構造の安定に重大な影響を与えた。中国経済が安定していれば、世界経済の今後の成長における一つの拠点を持つようになるだろうと表明している。「この観点から言えば、李克強総理が発信した情報はたいへん重要です。」