【新華社香港1月9日】香港特別行政区の梁振英行政長官は8日、特区政府は7日に、政治改革の第2段階の諮問をスタートさせており、今後の数ヶ月が香港の政治制度発展の肝心な数ヶ月間だと述べた。梁振英行政長官は香港の各界が「大同を求めて小異を残す」により、香港の政治制度発展に歴史的一歩を踏み出させることができるよう望んでいる。
梁振英行政長官は8日夜、香港中華廠商連合会第40回取締役会の就任式に出席後メディアに対し、この数ヶ月に香港社会がコンセンサスを凝集することができ、基本法の規定と人民代表大会常務委員会の関連の決定に基づくことができれば、2年後に初の500万人の適格選挙有権者の「一人一票(一人ごとに1の投票)」により行政長官を選出することができるだろうと語った。
梁振英行政長官は香港の各界が「大同を求めて小異を残す」ということができるよう望んでいる。「大同」とは香港の普通選挙で、必ず基本法に基づかなければならず、人民代表大会常務委員会の決定に従わねばならない。香港の各界は基本法の規定と人民代表大会常務委員会の関連の決定に真剣に基いて、今後2カ月にわたる第2段階の政治改革諮問期間に、関連の討論をしっかりと行うことができるだろう。
(新華網日本語)
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