1.一文不通(いちもんふつう)


【意味】
無学で文字を知らないこと。

 
【解説】
 
「一文」は、一つの文字。「不通」は、理解できないこと。
【用例】
 
私は御当家様へ奉公に来て、一文不通の木具屋の忰が、今では何うやら斯うやら手紙の一本も書け、 (三遊亭円朝「菊模様皿山奇談」)

2.一葉知秋(いちようちしゅう)


【意味】
 
一枚の葉が落ちるのを見て、秋の近いことに気付くことから。わずかな前兆や現象から、物事の本質や衰亡を察すること。


【解説】
「知秋」は、秋の近いことに気づくの意。「一葉秋を知る」と訓読する。

3.一目瞭然(いちもくりょうぜん)


【意味】
 
たびひと目見ただけで、はっきりよく分かる。分かりきっていること。一目了然。


【解説】
「瞭然」は「了然」とも書く。

【用例】
 
あのしょげ返った様子を見れば、彼女へのプロポーズがうまくいかなかったのは一目瞭然だ。

 

 

 

 

 

 

 

1.梅に鶯「うめにうぐいす」

【意味】
 見事に調和した、取り合わせのよい二つのもの。
美しく咲く梅の枝で鶯がきれいな声でさえずる光景から。

【中訳】
 配合得很适称,相得益彰

【用例】
芸能人カップルの結婚式、さすがにどちらも美しく、梅に鶯という感じだった。

2.水清ければ魚棲まず「みずきよければうおすまず」


【意味】
人格や考え方が潔白すぎると、かえって人から敬遠されるということ。
→あまりきれいで澄みきった水には、隠れる場所がないので魚が棲みつかないことから。
『孔子家五(こうしけご)』より。

【中訳】
水至清则无鱼

3.愚者も一得「ぐしゃもいっとく」

【意味】
愚かな者でも、ときには一つくらいよい考えを出すことがあるということ。
『史記』より。

【中訳】
愚者千虑必有一得

【用例】
仕事では何かとミスの多い彼だが、愚者も一得というのだろうか、社員旅行の幹事をやらせたら絶好の穴場を見つけてきた。