農業強化・農民優遇と社会主義新農村建設加速 「12・5」計画提起

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2011-03-07 09:43:10 | 編集: 从娴
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 【新華社北京37日】中国の第12次国民経済・社会発展5カ年計画(2011―15年)要綱(草案)は、工業化と都市化(町を含む)が深く進む中で、農業の近代化を同時に推進し、工業によって農業を促し、都市が農村をけん引する長期的仕組みを整え、農業強化・農民優遇の度合いを強め、農業の近代化水準と農民の生活水準を高め、農民が幸福に生活する素晴らしい故郷を築くことを5日提起している。

 草案は次のように提起している。

 1、近代的農業発展を加速する。中国の特色ある農業近代化の道を歩み、国の食糧安全保障を第一に重要な目標とし、農業の発展パターン転換を急ぎ、農業の総合生産能力、リスク対応能力、市場競争力を高める。食糧安保能力を高め、食糧総合生産能力を5・4億トン以上にする。農業構造の戦略的調整を推進し、農業科学技術の革新を加速し、農業社会化サービスシステムを完備する。

 2、農民の所得増の道を広げる。指導と支援の度合いを強め、農民の職業技能と収入源をつくる能力を高め、さまざまな方法で農民の所得増の道を広げ、農民の所得の持続的な、比較的高い伸びをはかる。家族経営収入を固め、増やし、努力して賃金収入を増やし、大いに移転収入を増やす。

 3、農村の生産・生活条件を改善する。都市・農村の経済・社会発展一体化推進の要請に従い、社会主義新農村建設計画に取り組み、農村のインフラ整備と公共サービスを強化し、農村の環境総合対策を推進する。郷・鎮・村・部落の計画管理水準を高める。

 4、農村発展の体制・仕組みを整える。都市・農村の発展を統一的に計画する要請に従い、農村発展の体制・仕組み改革を加速し、農業・農村発展の活力を強める。農村基本経営制度を堅持、整備し、都市・農村発展一体化の制度を確立し、県域経済の発展活力を増強する。

新華網日本語

キーワード    社会主義新農村建設 「12・5」計画
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