【新華社北京3月7日】中国保険監督管理委員会(保監会)の呉定富主席は6日午後、上海に保険取引所を試験的に設立する見通しであると明らかにした。
北京で開かれている第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議上海代表団の公開審議で述べたもので、また名称は「上海保険取引所」になると明らかにした。
呉主席は次のように語った。試験的設立は上海を国際金融センターにするうえでしかるべき意義がある。金融官庁として、保監会は国務院の上海に対する位置づけを必ず支持する。上海市政府はすでに保監会と十分検討した。
呉主席は、第12次5カ年計画期(2011―15年)の保険資金の直接金融比率についてまだ非常に大きな政策的余地があると述べた。
(新華網日本語)