中国の全人代・全国人民代表大会の年度会議が4日北京で記者会見を行い、李肇星報道官が会議のスケジュールと関連活動について説明し、また記者の質問に答えた。
李肇星報道官は、「今年の全人代会議は5日午前に開幕し、14日午前に閉会する。会議は7項目の議事日程からなり、その1は、政府活動報告を聴取し審議すること。その2は、第12次5カ年計画の綱要を審査し採択すること。その3は、この計画に関する報告を審査し採択すること。その4は、予算報告を審査し採択すること。その5は、全人代常務委員会の活動報告を聴取し審議すること。その6は、最高人民法院(日本の最高裁)の活動報告を聴取し審議すること。その7は、最高人民検察院(日本の最高検)の活動報告を聴取し審議することだ」と述べました。
全人大会議期間中に、人民大会堂では3回の記者会見を行い、国家発展改革委員会、外務省、全人代法律委員会、全人代常務委員会法制活動委員会などの責任者が、第12次5カ年計画綱要、中国の外交政策と対外関係、中国の特色を持つ社会主義法的システムの形成と整備についてそれぞれ記者の質問に答えます。このほか、メディアセンターでも15回の記者会見が開催され、政府関係部門の責任者と全人代の代表が、財政や金融、対外貿易、社会保険、不動産、医療改革、環境保全など人々が関心をよせる問題について記者の質問に答えます。
更に、14日午前の前人大閉後、温家宝首相が記者会見を行います。
(中国国際放送局)