第11期全国政協・第4回会議の趙啓正報道官は2日午後に人民大会堂でブリーフィングを開き、国内外の記者の質問に答えた。
消費者物価指数(CPI)に関する質問に、趙報道官は次のように答えた。
CPIをどう見るかという質問のようだ。どの国にもCPIがある。周知のように、CPIはわれわれが日常消費するさまざまな品目から算出される。例えばA、B、Cの品目があるなら、Aの比率が6%、Bが10%、Cが12%という具合だ。CPI上昇率を引き下げるための変更か?違う。多くの国々のCPIはいずれも異なる。なぜか?ライフスタイルも物価も変化しているからだ。中国は5年に1度変更しており、今年はちょうどその年に当たる。どんな変更がされたのか?例えば家賃の比率を引き上げた。家賃は高騰している。これまでが10%だったとすると、現在は13%ではなかっただろうか?こうした調整によって、CPIの情況をより正確に反映することができる。例えば1月期の前年同期比上昇幅はこれまでの算出方法だと4.918だが、新たな算出方法では4.942となり、0.024高くなる。前期比上昇幅はこれまでの算出方法だと1.070だが、新たな算出方法では1.021となり、0.049低くなる。専門家によると0.021の上昇だそうだ。私も数学はできる方だが、これは少しおかしい気がする。大体変更後の通りだろう。今はわからなくても、時間が経てばわかるようになる。
(人民網日本語版)